不動産・建築業界の不祥事について思うこと
2019年3月18日付 週間東洋経済のタイトルが不動産バブル崩壊前夜とありました。
ここ最近は不動産・建築業界で残念なことが立て続けに起こっています。そもそもシェアハウス建設で不正融資を引き出した「かぼちゃの馬車」におけるスルガ銀行の不正のこと、レオパレスのサブリースや建築基準法違反の問題は以前から業界ではうわさとしてささやかれていました。これが表沙汰となり、他社の問題も発覚しつつ、冒頭にあるような状況になりつつあります。
私たちは独立系の研究機関として独自の立ち位置をもって活動をしています。私たちの想いは別途ホームページを見て頂ければと思いますが、建築・不動産について多様性・革新性など新しい切り口をもって研究活動を進めています。横浜の築250年の古民家の再生やしあわせホテルプロジェクトはまさにその想いを体現しようとしているプロジェクトになります。
そのような想いをもって、しいては業界の発展を願っていたからこそ、だからこそ、不正を起こさないと思っていた金融機関や大手建築メーカーでこのような問題が実際に起こっている事実を知り残念でなりません。しかし、私たちはただ立ち止まるだけではなく、さらに建築や不動産に関しての提言活動を行っていかねばならないと強く感じています。そしてこの活動は私たちだけでは限界があります。ぜひみなさまと一緒に力を合わせてみんなが幸せになるような活動を行っていきたいと思っています。
※参照 2019年3月18日 東洋経済オンライン https://toyokeizai.net/articles/-/271322
一般社団法人鎌倉生活総合研究所 理事 佐藤良久